2007年 07月 23日
iPhoneレポート |
久しぶりになんの予定もない週末。
iPhoneを触りまくった。徹底的に。
以下、iPhoneの使用感を明記します。
<総評>
素晴らしい。デザインが素晴らしいことは言うまでも無いが、iPod(+Photo+Movie)
の機能を完全に有しており、Displayの質の高さや発色の良さを考えれば、それを
凌駕すらしている感じ。
Appleの戦略に沿って、あくまで一般消費者向けデバイスという位置づけだが、やはり
スマートフォンなので、多機能。十分にビジネスユースに耐える機能も持っている。
遊び心満載。私は常日頃思っているのだが、ビジネスユースにも、一見不要な機能や
デザイン、操作性は必要だと思っている。まさにそれを体現したような存在。
<弱点>
一部の評論家の間では「不完全な名作」と言われているが、まったく同感。ただし、まだ
初期モデル。機能拡張のため、のりしろを残したというところか。
-SIM
Freeではない。内部に組み込まれているので、取り出せない。今回はAT&Tと手を
組んでおり、回線も2年しばり、ビジネスプラン使用不可。
現状はキャリアにも気を使っている感じ。近い将来、仕様も変わるでしょう。
-電池消費
激しいです。でも、これだけの発色の良さです。当たり前でしょう。USBでも充電できる
ので、個人的には世間で言われている程の不便さはない。あと、電池自体の耐久性も
弱いようだが、まだ買ったばっかなので、実感はない。
-価格
やっぱ高いね。スマートフォンとiPodを買ったと、割り切れれば問題なしですが、
私の購入した8GBモデルはTAX込みで$650オーバー。円換算はナンセンスだが
あえてすると8万を超える。PCが買えちゃうね。
-インターネット
概ねOKですが、ダウンロード系は一切使えない。まあしょうがないかな。
また、一部JavaScriptも動かない。
YOUTUBEはインターネット機能ではStreamingできなかった。
-iTune
基本的に、最初のActivateから、iPhone内へのデータ同期まで、全てiTune経由。
弱点というほどではないが、PCとの長期離脱は厳しいかも。
-デザイン
両刃の剣。デザインが良すぎて、雑に扱えない。特に前面が、ほぼ一面ガラス素材
なので、すかさず保護シートとケースを買ってしまった...
-ソフトウェアキーボード&コピーペースト
個人的には、これが最大の弱点。
ソフトウェアキーボードの使用感は致命的ではないが、やはり使いづらい。携帯というより
情報端末としての使用が多いわけで、デザイン優先し過ぎたかなという印象は拭えない。
日本上陸の場合、ダブルバイト対応も考えないといけないわけで、今の使用感では
かなり問題になるでしょう。
さ・ら・に・・・
コピー&ペースト機能がない!
これは致命的。
ただでさえ打ちづらいっちゅうのに、コピペができんとは、どういうこっちゃねん?
次期モデル(3G?)では、ぜひとも改善して欲しいところ。
以下、大きな機能について、
-通話
まあ、問題ないでしょう。やっぱりアドレス登録が大変だったが、outlookとかと連携してる
ので、そういうの使ってる人は入力作業を割愛できるでしょう。私は、四六時中手放さずに
そこかしこで入力作業してます。まわりの人の熱い視線が私の優越感を増幅させます。
-SMS
便利です。機能的には、なんら他と変わりませんが、デザインが美しい。
-Photo
なかなかの解像度です。そして、素晴らしいのが再生機能。画面が大きい利点を最大限
に活かしている。スライドショーも何パターンもあって楽しいです。
-iPod
前述しましたが、iPhoneを買った場合、iPodは要りません。nanoはあってもいいけど。
-YouTube
これは売りの1つ。こっちのCMでもこのYouTubeのシーンが話題になってました。
Wi-FiをOFFにしたナローバンドでも十分動く。これは驚いた。ただし、iPhone用に
コンテンツとAPIを用意している感じなので、WEBと同じコンテンツが全て見れる
わけじゃない。
-Mail
ほぼ完全にMailerの機能を持っている。POP(SMTP)overSSLもOK。昨今はWEB
メールがあるので、どうしても必須の機能ではないが、やはり便利。
-Safari
これも話題の1つ。たしかに速い。タグ機能はないが、マルチページを比較的ストレス
なく扱えるような操作性。デバイスを回せば、横のワイド画面に。画面を擦れば左右
上下にスクロール。指2本で画面を広げるように触れば、画面拡大。2回たたけば
元の大きさに。オールタッチパネルを最大限に活かしてます。
-Wi-Fi
情報端末であることを証明しているような機能。ここUSはFTTHが進んでいないかわりに
Wirelessが進んでいます。週末、あっちこっちでiPhoneを試しましたが、そこかしこで
繋がります。
PeetsCoffeeではGoogleのHotSpotが会員登録でFree使用。私は既にあったので
サクッとログインして使用。スタバでは、T-MobileのHotSpot。有償だったが、その場で
会員登録&Payment入力して使用。ナローバンドでもそれなりに動きますが、やはり
ネットサーフィンはWi-Fiの方がサクサク動きます。PCとほぼ変わりないです。
今回のモデルのコンセプトは、US社会としっかりマッチしています。現状の売れ行きぶり
からも、それは証明されています。
ただし、日本で展開する場合には、乗り越えなければならない問題があるでしょう。
現在、日本展開をにらみ、AppleとSoftBnakが水面下で交渉を重ねているんだと
思いますが、Appleのコンシューマ戦略を重視するならば、多少のエンタープライズ
機能を落としても
-コンシューマ向けの操作性向上を目指す
-価格を下げる(5万くらい?)
そうすれば、日本でも爆発的な販売台数になる! かな?
写真はこちら
iPhoneを触りまくった。徹底的に。
以下、iPhoneの使用感を明記します。
<総評>
素晴らしい。デザインが素晴らしいことは言うまでも無いが、iPod(+Photo+Movie)
の機能を完全に有しており、Displayの質の高さや発色の良さを考えれば、それを
凌駕すらしている感じ。
Appleの戦略に沿って、あくまで一般消費者向けデバイスという位置づけだが、やはり
スマートフォンなので、多機能。十分にビジネスユースに耐える機能も持っている。
遊び心満載。私は常日頃思っているのだが、ビジネスユースにも、一見不要な機能や
デザイン、操作性は必要だと思っている。まさにそれを体現したような存在。
<弱点>
一部の評論家の間では「不完全な名作」と言われているが、まったく同感。ただし、まだ
初期モデル。機能拡張のため、のりしろを残したというところか。
-SIM
Freeではない。内部に組み込まれているので、取り出せない。今回はAT&Tと手を
組んでおり、回線も2年しばり、ビジネスプラン使用不可。
現状はキャリアにも気を使っている感じ。近い将来、仕様も変わるでしょう。
-電池消費
激しいです。でも、これだけの発色の良さです。当たり前でしょう。USBでも充電できる
ので、個人的には世間で言われている程の不便さはない。あと、電池自体の耐久性も
弱いようだが、まだ買ったばっかなので、実感はない。
-価格
やっぱ高いね。スマートフォンとiPodを買ったと、割り切れれば問題なしですが、
私の購入した8GBモデルはTAX込みで$650オーバー。円換算はナンセンスだが
あえてすると8万を超える。PCが買えちゃうね。
-インターネット
概ねOKですが、ダウンロード系は一切使えない。まあしょうがないかな。
また、一部JavaScriptも動かない。
YOUTUBEはインターネット機能ではStreamingできなかった。
-iTune
基本的に、最初のActivateから、iPhone内へのデータ同期まで、全てiTune経由。
弱点というほどではないが、PCとの長期離脱は厳しいかも。
-デザイン
両刃の剣。デザインが良すぎて、雑に扱えない。特に前面が、ほぼ一面ガラス素材
なので、すかさず保護シートとケースを買ってしまった...
-ソフトウェアキーボード&コピーペースト
個人的には、これが最大の弱点。
ソフトウェアキーボードの使用感は致命的ではないが、やはり使いづらい。携帯というより
情報端末としての使用が多いわけで、デザイン優先し過ぎたかなという印象は拭えない。
日本上陸の場合、ダブルバイト対応も考えないといけないわけで、今の使用感では
かなり問題になるでしょう。
さ・ら・に・・・
コピー&ペースト機能がない!
これは致命的。
ただでさえ打ちづらいっちゅうのに、コピペができんとは、どういうこっちゃねん?
次期モデル(3G?)では、ぜひとも改善して欲しいところ。
以下、大きな機能について、
-通話
まあ、問題ないでしょう。やっぱりアドレス登録が大変だったが、outlookとかと連携してる
ので、そういうの使ってる人は入力作業を割愛できるでしょう。私は、四六時中手放さずに
そこかしこで入力作業してます。まわりの人の熱い視線が私の優越感を増幅させます。
-SMS
便利です。機能的には、なんら他と変わりませんが、デザインが美しい。
-Photo
なかなかの解像度です。そして、素晴らしいのが再生機能。画面が大きい利点を最大限
に活かしている。スライドショーも何パターンもあって楽しいです。
-iPod
前述しましたが、iPhoneを買った場合、iPodは要りません。nanoはあってもいいけど。
-YouTube
これは売りの1つ。こっちのCMでもこのYouTubeのシーンが話題になってました。
Wi-FiをOFFにしたナローバンドでも十分動く。これは驚いた。ただし、iPhone用に
コンテンツとAPIを用意している感じなので、WEBと同じコンテンツが全て見れる
わけじゃない。
ほぼ完全にMailerの機能を持っている。POP(SMTP)overSSLもOK。昨今はWEB
メールがあるので、どうしても必須の機能ではないが、やはり便利。
-Safari
これも話題の1つ。たしかに速い。タグ機能はないが、マルチページを比較的ストレス
なく扱えるような操作性。デバイスを回せば、横のワイド画面に。画面を擦れば左右
上下にスクロール。指2本で画面を広げるように触れば、画面拡大。2回たたけば
元の大きさに。オールタッチパネルを最大限に活かしてます。
-Wi-Fi
情報端末であることを証明しているような機能。ここUSはFTTHが進んでいないかわりに
Wirelessが進んでいます。週末、あっちこっちでiPhoneを試しましたが、そこかしこで
繋がります。
PeetsCoffeeではGoogleのHotSpotが会員登録でFree使用。私は既にあったので
サクッとログインして使用。スタバでは、T-MobileのHotSpot。有償だったが、その場で
会員登録&Payment入力して使用。ナローバンドでもそれなりに動きますが、やはり
ネットサーフィンはWi-Fiの方がサクサク動きます。PCとほぼ変わりないです。
今回のモデルのコンセプトは、US社会としっかりマッチしています。現状の売れ行きぶり
からも、それは証明されています。
ただし、日本で展開する場合には、乗り越えなければならない問題があるでしょう。
現在、日本展開をにらみ、AppleとSoftBnakが水面下で交渉を重ねているんだと
思いますが、Appleのコンシューマ戦略を重視するならば、多少のエンタープライズ
機能を落としても
-コンシューマ向けの操作性向上を目指す
-価格を下げる(5万くらい?)
そうすれば、日本でも爆発的な販売台数になる! かな?
写真はこちら
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by takichi1013
| 2007-07-23 17:02